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クリニック紹介
当院は完全予約制となっております。お電話、もしくはWEBよりご予約をお願いいたします。
診療時間
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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09:00-12:30 | ● | ● | ● | / | ● | ▲ | / |
14:00-18:00 | ● | ● | ● | / | ● | / | / |
【休診日】木曜・日曜・祝日 ▲=9:00~13:00
※矯正の診療は第4木曜日の 17:00~20:00です
TEL
072-466-8469
アクセス
- 〒598-0037大阪府泉佐野市羽倉崎上町2-3447-1 リヒト21 1階
- 南海本線「羽倉崎駅」徒歩2分
- 専用駐車場 クリニック前に6台分完備
院長紹介
院長

栗本 聖之 (くりもと たかゆき)
ご挨拶
こんにちは。くりもと歯科・口腔外科クリニックの院長、栗本聖之(くりもと たかゆき)です。
これまで大学病院や総合病院で、がんや外傷、先天性疾患などの外科的治療に携わってきました。その中で特に重視してきたのが、歯を失った方への適切な治療の選択です。
インプラントは見た目や機能性に優れた治療法ですが、全身の健康や骨の状態を考慮した上での慎重な判断が必要です。当院では、診断から手術、手術後のフォローまで一貫して対応し、患者様が安心して治療を受けられる体制を整えています。
「本当にインプラントが合っているのか不安」という方も、まずは正しい情報を知ることから始めましょう。地域の皆さまにとって信頼できる相談先であり続けられるよう、誠実な診療を心がけてまいります。
略歴
- 2002年大阪府立三国丘高校卒
- 2009年大阪大学歯学部卒業
- 2009年4月近畿大学病院 歯科口腔外科 臨床研修医
- 2011年4月大阪大学大学院 歯学研究科 口腔外科学第一教室 大学院生
- 2011年11~12月ハイデルベルグ大学 MKG(顎顔面外科) 留学
- 2015年4月大阪母子医療センター口腔外科 医長
- 2017年7月大阪大学歯学部附属病院 第一口腔外科 医員
- 2019年4月大阪ろうさい病院 歯科口腔外科 医長
- 2022年4月近畿中央病院 歯科口腔外科 医長
- 2023年4月八尾市立病院 歯科口腔外科 医長
- 2024年4月栗本歯科 常勤医師
- 2024年10月くりもと歯科・口腔外科クリニック 開設
資格・所属
- 口腔外科専門医(公益社団法人 日本口腔外科学会)
- 歯学博士(大阪大学)
- 国際口腔顎顔面外科専門医(FIBCSOMS)
- 口唇裂・口蓋裂認定師(日本口蓋裂学会)
- JBCT がん治療認定医(歯科口腔外科)
- インフェクションコントロールドクター(ICD制度協議会)
- NPO法人口腔科学会 認定医
ドクターズインタビュー
口腔外科医として大学病院や総合病院で15年間勤務し、多岐にわたる口腔疾患に対応してきた「くりもと歯科口腔外科クリニック」の栗本 聖之(くりもと たかゆき)院長。2024年、父の歯科医院を引き継ぎ、一般歯科とともにインプラント治療を地域で提供しています。人生を取り戻す手段としてのインプラントの可能性、治療についての強みをお伺いしました。
人の笑顔が進路を変えた、歯科医師としての原点

先生が歯科医を志したきっかけを
教えてください。
院長:学生時代に進路を悩んでいたときに、父に歯科医師はどんな仕事をしているのかを尋ねました。
父が話してくれたのは、長年歯の状態が悪く、口元を隠していた女性が、治療を通じて笑顔を取り戻したというエピソードでした。その話を聞いたとき、「歯科医師って、ただ歯を治すだけじゃなく、人の心や人生にも関わる仕事なんだ」と心が震えました。今でも、患者様が笑顔を見せてくださる瞬間が、この仕事を続ける大きな原動力です。
継ぐ覚悟と、地域の患者様への思い

歯科医院を継承された背景について
教えてください。
院長:私は大学病院や総合病院で口腔外科医として勤務し、手術中心の診療に携わってきました。もともと開業医になるつもりはなく、自分の進むべき道は口腔外科での専門治療だと思っていたんです。
ただ、ふと立ち止まって考えたときに、父が長年診てきた地域の患者様や、通い続けてくださっている方々の存在が頭に浮かびました。そのつながりが、いつか絶たれてしまうことに対して、どこか引っかかるものがあったんです。「治療の途中で困ってしまう方がいるかもしれない」「信頼して通ってくださっている方の居場所を守りたい」といった気持ちが、時間の経過とともに自然と芽生えてきました。
そして2024年、医院をリニューアルする形で継承することになりました。一般歯科はもちろん、私が培ってきた外科的技術も生かしながら、地域の皆様がより一層安心して通える歯科医院を目指しています。
インプラントは「噛める人生」を取り戻す選択肢

歯を失った場合、インプラント治療が
もたらすメリットについて教えてください。
院長:歯を失ったとき、治療法としては入れ歯、ブリッジ、インプラントの3つがあります。その中でもインプラントは、他の歯に負担をかけず、しっかり噛める力を取り戻せる点が大きな魅力です。
特に奥歯のように噛む力が求められる部位では、他の治療法では限界がありますし、周囲の歯の寿命にも影響を及ぼすことがあります。インプラントは「ただ歯を補う」だけではなく、「生活の質を回復させる治療」だと私は考えています。とはいえ、全員にインプラントが適切とは限りません。患者様の状態や希望を丁寧に伺い、他の治療法も含めて、納得いただける選択を一緒に考えていくことを大切にしています。
難症例にも対応できる、骨造成の豊富な経験

骨が少ないケースへの対応について
教えてください。
院長:骨の量が足りない場合でも、足りない骨を再生させる「骨造成」という技術によってインプラント治療が可能になります。当院では、サイナスリフト、GBR法(骨再生誘導法)、スプリットクレスト(歯槽堤分割術)、自家骨移植など、複数の技術を使い分けて対応しています。
私はこれまで、大学病院や総合病院で、口腔がんや顎顔面外傷など、複雑な症例に多く携わってきました。特に、顎骨や歯の欠損により口腔機能が低下した患者様への「機能再建」に重点を置いて取り組んできました。その経験を活かし、骨造成のような高度な手術にも対応できる体制を整えています。どんなケースでも「できない」で終わらせず、可能性を探りながら、患者様と一緒に最善の道を探していける医師でありたいですね。
精密機器を駆使し、治療の精度と安全性を徹底

インプラント治療の精度や安全性について、
どのような工夫をされていますか?
院長:インプラント治療は事前の診断と計画がすべてです。当院ではCTと口腔内スキャナーを使って、骨や歯列の状態を立体的に分析し、3Dシミュレーションを行います。埋入位置や角度を綿密に計算したうえで、ガイドを自分で設計・作製し、計画通りの位置に正確に埋入することを徹底しています。
また、CT画像を正しく読み取れるかどうかで、治療の質は大きく変わります。情報をしっかり読み解く力も、医師の経験が問われる部分です。私はその診断力に自信を持っていますし、患者様にも理解しやすいように丁寧に説明することを心がけています。
親知らずの抜歯も、正確な診断がスムーズな処置の鍵に

親知らずの抜歯についても
得意とされていますね。
院長:経験を積んだ口腔外科医にとって親知らずの抜歯は決して難しいものではありません。しかし親知らずの抜歯には、「切る・削る・縫う」という口腔外科手術のエッセンスが全部詰まっています。だからこそ、私は今でも親知らずの抜歯手術を大事にしています。
当院ではCTを用いて綿密に診断を行い、十分な情報収集を行ったうえで、安全かつスムーズな処置を行っています。事前準備がしっかりできていれば、抜歯にかかる時間も最小限にとどめることも可能です。「痛そう」「腫れそう」と不安を抱えている方こそ、しっかり診断してくれる医院を選ぶことが大切だと思います。
一人ひとりの想いに寄り添う、納得できるインプラント治療を

インプラントを検討されている方への
メッセージをお願いします。
院長:インプラント治療は、歯を補うだけでなく、「自分の歯のように噛める生活」をもう一度手に入れるための選択肢です。ただし、簡単な処置ではありませんし、ご自身の体調や口腔内の状態によっても適切な治療は変わります。
当院では、持病のある方や難症例の方にも対応できる体制を整えており、無理にインプラントをすすめることは決してありません。すべての選択肢をわかりやすくご説明したうえで、患者様ご自身が納得して選んでいただけるようサポートしています。まずは相談だけでも構いません。安心して話せる場所として、ぜひご活用いただければと思います。